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ヘアドネーションは髪でできるボランティア。バッサリ切るときは人のために♪

ヘアドネーションは髪でできるボランティア。バッサリ切るときは人のために♪

ヘアドネーションとは『髪の寄付』のこと。あなたの切った髪を小児癌や無毛症の患者さんに髪を寄付する。病気や闘病の過程で髪を失った人達に、医療用のウイッグを無償で提供するという活動なんです。

 

 

子供の為の『ヘアドネーション』とは?

『髪の悩みを持つ18歳以下の子供達にフルオーダーで無償でプレゼント』という取り組みは、2017年3月時点での順番待ちは130名。なんと最長2年待ちだそうです…。これを聞くとまだまだ足りないことを実感しますね。

 

髪の寄付『ヘアドネーション』で集まった髪を使い、対象の子供達の元へ出張し、頭のサイズを測る「採寸」を行い、発注。専属の美容師さんが子供の好きな髪型にカットして世界に一つだけのウイッグに仕上げてくれます。

ちなみに人毛のウイッグは高級でショートで5万円以上、フルオーダーだと4~50万円以上もかかります。大人用は市販品でも色々ありますが、子供が着用するにはサイズが大きすぎて、ずれないようにテープで無理に止めると皮膚がかぶれることもあります。何より多感な時期なので、きっと心の負担も大きいですよね。

 

ヘアドネーション『髪の寄付』の流れ

髪の長さ、状態

ウイッグに使用出来る最低の長さは31cmです。31cm以下の髪は転売などによって間接的に制作費に役立ちます。寄付された髪の中には短い髪もあるため、1体のウイッグには約30人分の毛束が必要だそう。また「ロングヘアでおしゃれをしたい」とのご希望も多く、長ければ長い髪、特に50cm以上の髪ほどニーズがあり、同時に常に不足しているそうです。

白髪だったり、クセやパーマ、カラーをされている髪でも大丈夫!引っ張って切れない髪ならどなたでも寄付していただけます。提供していただいた髪を均等にするトリートメントを処理を施すため、老若男女、国籍を問わず気軽に参加していただける髪のボランティアです。

 

 

 寄付の方法

ファムでカット

ファム全店でカットして送ることが出来ます。実際にファムでヘアドネーションに参加されたお客様をご紹介します。

 

<お客様Aさん>

 

▼Before→After

 

 

<お客様Bさん>

 

▼Before→After

 

自宅でカット

カットした髪をお持ちいただくことも可能です。一人ずつ分けて乾いた髪をゴムでしっかり止めて下さい。湿っているとカビの発生やゴムが切れる原因になります。

 

寄付金で

無償でプレゼントは寄付された髪を使用しますが、お一人お一人違う髪質を均一にするトリートメント処理費用や郵送費に1体役10万円の制作費が必要です。髪の毛と共に寄付金が集まる事でより早くウイッグを製作することが出来ます。

 

 

femme(ファム)のスタッフとしてこのようなボランティアに参加させていただけることはすごく光栄です。femme(ファム)も『ヘアドネーション』が日本の文化として定着し、まだ順番をお待ちの子供達に少しでも早くウイッグが提供されることを願い、少しでも貢献できるようにしていきたいと思っています!

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